キズナキャスト小林です。
コロナで世の中が変わった、そしてもっと変わる、とお話しされる方は多くいらしゃいますが、それをちゃんと体系立てて、論理的かつ明確にそれをお伝えされていらっしゃる方は意外と少ないと感じています。
そこで今日は、プロの戦略家として未来を予測する方法を、みなさまに1つ暴露しちゃおうと思います。
まず、戦略を立てるときには、その10倍先の未来を見なければならない、というのが私たちの鉄則です。
30年先を考える時には、300年先をみなければならない。
30年先を考えるには、3年先を見なければならない。
3年後の未来が見えるからこそ、今年の目標が明確になるわけです。
これが、戦略です。
つまり・・・
逆に、いつも行き当たりバッタリで、目の前に振り回されている経営者は、この視点と戦略がないのです。これでは、成果をあげることは、難しいと言わざるを得ません。
とは言え、「未来をみる」というのは、言葉で言うのは簡単ですが、実際にそれを行うのはかなり難しいところがあります。
まず、歴史を学び、時代の流れを、大きな流れと小さな流れに読みときます。
大きな流れは、1万年単位での流れ、1千年単位の流れ、数百年単位の流れ。
そして、小さな流れは、直近300年に注目し、この期間をさらに細かく、100年単位の流れ、50年単位の流れ、そして10年単位の流れに分析し、そして仮説を立て、日々流れてくるニュースを見ながらその仮説検証と修正をしながら、時代を読むわけです。
物事を俯瞰してみるチャンクアップの思考と、またそれを具体化させるチャンクダウンの思考を、何度も何度も繰り返して、ようやくそれが見えてきます。
これは、ある種の職人技で、専門職なんだ、と最近わかってきました。
私は、これを好きでやっていますが、そうでない方はきっと苦痛を覚えるのでは、と思います。
でも、今日は、その時代を読む方法として、比較的簡単な方法を1つお伝えしたいと思います。
それは・・・
子どもたちの教育をみることです。
教育現場は、並大抵のことでは変わりません。
わたしも微力ながら色々挑戦していますが、日本という保守的なお国柄なのか、また特に「教育」という国の未来、人の未来を左右する領域だからなのか、新しいことは中々浸透しません。
しかし、なんだかんだ言われながらも、確実に変化しています。
私たちが受けた教育と今はかなり大きく変わっています。
一番わかりやすい大きな変化は、2002年に始まったゆとり教育でした。
あれから19年。
その子どもたちがいま、社会にでて、世の中に大きな影響を与え始めています。
一般に、この方々は、デジタルネイティブ世代として、Z世代と言われていますが、教育の変化も実はそこにはとても大きく影響を与えている、というのが私たちの考えです。
また、普通に考えて、子どもの頃の経験、体験が、大人になってからの行動に影響をもたらしている、ということは誰も否定しえないことと思います。
したがって、ビジネスの観点からも、この教育分野の変化を見ていくことは、これから先の未来を見定める上でとてもわかりやすく、有効な情報源と言えるのです。
しかも、いままさに、子育て、教育のあり方が大きく変わろうとしています。
ひとが本来もっている能力や才能を活かすプログラムの普及。
しかも、それが公教育ではなく、民間から起こり始めている、というのがいま進行中の時代変化の特徴です。
もちろん、これまでもその動きはありました。
しかし、いま進んでいるこの変化の流れは、これまで以上にパワフルで、より大きな社会的インパクトにつながっていくであろう予感がしています。
そして、このようなプログラムが今後ますます増え、世の中に定着していく。
この流れは、もう止まらないでしょう。
これは、時代が「自立・共創社会」、つまり、一人ひとりが自立した「個の時代」に入っていることにも大きく関係しています。
そして、これらのプログラムを学び、身につけた子どもたちが、20年後、30年後に大人となって世の中に広がっていったら、この社会はどうなっていくのか?
確実に新しい世界がそこには広がるはずです。
明日の夜20時〜、時代の最先端をいく、子育て、学校教育、社会人教育の3分野の実践者の方々をお招きしました。
この機会に、この最新の取り組みと、その成果を、革新的かつ持続的なビジネスを模索されているホンモノの企業家の皆さまにこそ、学んでいただきたいと思います。
そして、きっとその先に、これからの未来が見えてくるはずです。
ぜひリアルタイムにご覧になっていただきたいと思いますが、今回はイベント後に録画した動画をシェアしますので、もし明日ご参加できない方も、まずはお申込いただき、後日その動画をご覧になっていただければと思います。
最幸な未来に向かって、みなさまとともに。
※もし内容に共感していただける部分などございましたら、ぜひ下記より「シェア」や「いいね」していただけませんでしょうか。そして、「いきいき!わくわく!働ける未来」に向けて共に行動できましたら幸いです。
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